バンブー・フライロッド 研究所

渡辺

工房

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中空・扁平六角構造による、革新的バンブー・フライロッド       

デュアル・フレックス・バンブー・フライロッド     

 Dual Flex Bamboo Fly Rod  Flat Hexagonal Bamboo Fly Rod 

           DFRロッドの今後の展開について     2022年7月

  今後のロッド開発・設計の基本はアンサンド処理(竹材の表面を削らない処理))を基本に展開いたします。
  又、ロッド長7’ 3PC、4PCを中心とし、アクションについてはデュアル・フレックスの特性を十分に発揮できる
  ”ミディアム・アクション”、”スローアクション” を中心に、今後の新たな体系作りをして行く計画です。 
  設計・テストを重ねながら順次、発表して行く予定です。
 
 
                              [お知らせ]                             2022年6月

    [ロッド設計支援ツール新バージョン:DfrRodDesignerVer3.2.0について 

  DfrRodDesignerVer3.2.0に更新されました。

 
 Ver3.2.0では以下の項目が修正・追加されました。

  1) 扁平六角ロッドの水平方向の計算バグを修正しました。
     旧バージョンでテーパー設計済みの場合は、計算済みの”扁平ロッド寸法”を用い、”既存テーパによるデータ逆計算”
     により修正された”テーパ設定データ”を再計算して下さい。 正しい水平方向の設定データが求められます。

  2) アンサンド処理で三角ピース表面を円弧状(素材凸面)に処理する場合、使用する竹材の直径による補正計算が可能
     となりました。 特に材料径が小さい場合は影響が大きくなりますので有効になります。
     材料直径値を指定しない場合は表面フラットとして計算されます。

  3) 新たに以下のような詳細な計算情報が追加表示されました。
     ・ ロッド上ライン負荷:フライラインのロッド上に加わる負荷情報
     ・ 塗装・ガイド負荷 :バーニッシュ、S字ガイドによる負荷情報、但し内部の固定情報で参考データです。
       バンブーロッドの場合はバンブー本体の重量負荷が大きいため無視できる範囲です。
     ・ フェルール負荷  :使用フェルールの負荷情報です。設置位置による負荷モーメントは重要な情報となります
     ・ バンブー部負荷  :バンブー部本体部分の負荷情報です。
     ・ キャスト側・水平方向側の断面二次モーメント

     ・ 表面凸面状処理した場合の詳細情報
        ・ 円弧部分のみのキャスト・水平方向の断面2次モーメント
        ・ 円弧部を含むキャスト・水平方向の断面2次モーメント 
        ・ 円弧部分の高さ。扁平ロッド寸法は(三角ピース径+円弧部高さ)になります。
          円弧処理によるピース径の実測方法などの詳細はExcel「資料ページ」を参照下さい。
 
 尚、”DfrRodDesigner ”の実行にはマイクロソフト エクセルがインスロールされている事が必要です。
   他社の類似ソフトでは動作しませんのでご注意下さい。
 
  尚、Excelメニューの"ロッドデザイナーヘルプ”タブ中に"ロッド・デザイナー更新チェック"項目が
     追加されました。

    DfrRodDesignerVer3.2.0ダウンロードページへ


               「4PCロッドについて
 
[ 4PCロッド仕様 ]
  ロッド長:7’  形式: 5XX15XX
  仕舞い込み寸法:約55cm
 [ アクション種類 ]
  (1)ミディアム・アクション シリーズ 型式:”2XX”   7’:52515xx ミディアム・アクション  #1-5
  (2)スロー・アクション シリーズ   型式:”3XX”   7’:53515xx スロー・アクション    #1-5
  
 
*ロッド全般に新たな設計を検討しています。主な検討事項はロッド特性を、従来の万能志向ではなく、ドライ・フライ志向を強めたロッドを中心にする事を計画しています。

 
現在、日本の竹について試作、テストしていますが、弾性率が低く、更に表面と内部の弾性率の差が大きい為、アンサンド・タイプ(竹表面を削らない)のフライ・ロッドにしか適合しない為、節の処理が難しくなります。

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